天使への手紙(未遂)
こんばんは。懲りずに、すみません。
また連絡してしまった理由は、わたしの未熟さ以外にありません。心が暗くなると、あなたのことを思い出してしまいます。それは好意からではなく、感情と記憶がそのように連携してしまっているのです。
このように連絡をしたところで、不快な思いをさせる以外無いということは心底理解しているつもりです。自分にも良いことはありません。
しかし、今後一切関わらないように、互いに全く目に入らないようにする事を困難に思いました。共通の知人・友人もいます。興味関心が全く被らないとも言えないと思います。
わたしはあなたがたに赦されたいのです。もしもどこかでお会いするようなことがあれば、あなたがたは一言も発することなくわたしを避けると思います。わたしはそれが悲しく、辛い気持ちになります。わたしのしたことがこれと同じほどの事だったとしたら、わたしはまだ罪を自覚できていないということです。それはあなたの現在の気持ちを聞かないと本当にわからないのです。想像できません。
全てわたしのせいです。大変なご迷惑をおかけしております。申し訳ございません…本当に本当に申し訳なく思っています。これも自分がすっきりするために謝っているだけだとは分かっていますが、、ごめんなさい。ずっと会っていないはずなのに、すみません。
最近は、職場で良い人と出会い、穏やかなお付き合いをしています。だから安心してというのも変な話ですが……
赦されたいというのは、あまりにも身勝手でした。すみません。このように連絡をしたことで、相手の方が嫌な顔をするかもしれません。友人には、わたしがこのようなことをするから二人が絆を強くするのだということも言われました。これを言うのは、呪いです。すみません、まだわたしはあなたを憎んでいるようです。本当にごめんなさい。