どすみちゃん日記

一人暮らし、どすみちゃん

お先に春一番

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サービスで出してもらった金目鯛の煮付けがめちゃ美味しかった。海に面した部屋に小さな露天風呂がついておりセレブな気分も味わえ、しかし内装などリッチすぎず今風なおしゃれで親切、良い旅館だった。ごはんが最高、全部おいしい。お酒も地元のものを選んで飲んだらめちゃ美味しくて気分良くなって楽しいお食事だった。個室だからリラックスできたのもある。こじぴの顔見てけらけら笑った。おじさん顔やけど表情が面白いから好きなんやなと思う。私の方が食べるの遅くてもぐもぐしてると、食べ終わったはずのこじぴも私の顔見てもぐもぐ口を動かして私が食べてるものを自分も食べてる気分になろうとするのがズルいし面白くてめっちゃ笑ってしまう。笑うからいつもやるんやろな。もぐもぐしてる時チラッと見るとやり始める。これもイチャイチャというんやろな。楽しいやつや。

寝る前と起きてからの2回、部屋のお風呂入った。夜は星空が凄くてずっと見ててのぼせそうになった。こじぴが入ってる間わたしも横に座ってまた星を見た。流れ星も見れた。朝は月が出てた。波も少し静かになっていて、気持ち良い時間だった。

一番早い春一番が吹いた日

誰もいない展望台で、強風の中継するリポーターの真似などした。裏の小さい神社が居心地良かった。鈴を鳴らして呪文みたいなのを唱えるよう書いてあった。でも宗教っぽさより手作り感とかイベントっぽさ、人の工夫という感じ。鳥居の下辺りに座って海を眺めた。ひとりで北九州美術館に行って入口に座って海を眺めたことや、浪人生のときひとりで山登ったことなど思い出した。人生に数回ある、特別な思い出になるのかもしれん。境内には端々をカットされたムクノキがあり頭上にぱーんと伸びていて、うん、いいな。君は君でやっといてくれよと理解した気がする。

翌日はこじぴ念願の水族館をゆったり贅沢に見れて満足し、菜の花畑で少し摘ませてもらったが、良いかんじのを選んで丁度いい長さをとるのが難しくて苦戦した。そういえばお花を摘むという経験はほとんど無かったなって。

今日は余韻に浸りながらYouTube見たり、ひたすら眠ってた。旅行中に無くした片方のイヤリングを何故かコーネリアス氏が見つけてくれる夢を見た。畏れ多いわ。