下吉田

ただいまー。２日間で１０時間くらい電車乗ってた。中央総武線と特急あずさ・かいじと富士急行。気持ち悪いとき以外はずっと電気工事士２種の参考書読んでた。ずっと気になってたから面白くて８割くらい進んだ。理解度は４割くらいかなあ。もっと全然分からんかと思ってた。水分か何かの栄養不足とか腰痛とかでムカムカそわそわしてきたら音楽を聴いて外を見た。つい最近電車お酒お薬で悪酔いして死ぬかと思ったからちょっと怖かったけど、深呼吸したり計画的に時間にゆとりもったりしてなんとか。

一日目、下吉田駅に降りた人全員フジファブリックファンだと思った。みんな志村の看板撮ってたし。とりあえず吉田うどん食べに行った。

肉うどん、おいしかった。麺がでかくて食べづらいけど閉店ぎりぎり最後の一人だったんで急いで食べた。店員さんみんな高校生くらいに見えた。そのあとはひたすら歩きまわって聖地巡礼。志村の母校とか遊んでた神社とかバイト先、、町は大きいというか広く、歩いているのは女子供ばかり、それもかなり少ない。みんな車移動だ。道路がぼろぼろだった。

富士山駅のとこでお土産とホテルで飲むものを買った。下吉田駅に戻り、夕方５時のチャイムまで１時間くらいあるし隣のカフェに入ったらBGMがフジファブリック！メニューも茜とかバウムクーヘンとか、、ふと見たら志村へのメッセージノートがある。なんだここは。知らなかった。きたない字でメッセージを書いた。人に読ませるというより、自分のために書くときの字だ。なりたかった大人になれたのか、自分に問うた。現役女子大生アピールしてるメッセージとかもあって、若い人も聴いてんだなーすごいなー今のフジファブリックがあるおかげだよなー。そして５時、どこでチャイムを聴くべきか分からず富士山がよく見える場所を探してふらふら歩いてると上のほうに人が居るのを見つけて向かったのが浅間神社だった。このとき忠霊塔は別の場所だと思ってた。チャイムが茜色の夕日になる最終日、ぽつぽつとファンらしき人たちが集まってた。町に響き渡るのを聴いたよ。

下吉田駅は電車の接近音もフジファブリックになっていて、上りと下りが同時に来たりして、愛おしかった。

泊まれる温泉の珍しいシステムに困惑したけど寒い時の露天風呂は最高だった。のぼせず、ずっと浸かってられる。くせのない、いい湯。湯けむりを眺めた。湯上がり、めちゃくちゃ悩んだ末に信玄餅アイスを買った。スタッフがみんな律儀な男子学生でちょっと恥ずかしかった。

YouTubeを見ないと落ち着かない病気。今もBGMにしてる。

朝5時くらいに目が覚めた。しっかり夢を見て覚えてた。フジファブリックのライブに志村が出てきて、志村、復活した！と喜んで、実家で母に報告していた。わたしは志村が復活することに何の疑問も持ってなかったけど、母はそんなわけないでしょみたいに笑ってた。そのあと目の前でひどい事故が起こる夢をみた。たくさん人がいる中で起こった。わたしはその瞬間目を逸らしたから見なかったけど、見てしまった女の子の手を握ってしばらく一緒に居た。そのあとも別の夢を見たけど忘れた。

２日目朝、風呂。ごはんは少なめ。また富士急行で下吉田。めちゃくちゃ天気よくて富士山がきれいだったのでまた急いで浅間神社の階段を登った。ここがいつもの丘(浮雲)。陸上部が昇り降りしてた。塔の後ろの展望デッキは工事中だったけど右手の散策路からよく見えた。重たい一眼を持ってきた甲斐があったと思いましょう。どこかに行くならカメラを持って。それからお墓参りに。お墓の場所がわからずしばらくうろうろした。黒猫にも出会した。ネットで拾った画像を頼りになんとか見つけた。コーラがいっぱい。凍ってた。このために買った数珠を持って手を合わせた。この下に居る。伝えたかったことをやっと伝えられたと思ったか思わないかいつのまにか涙がこぼれて我に帰り、お邪魔しましたと言ってその場を後にした。やっと自分の中でこの12年間？いや29年間の整理がついた気がする。ごめんねと頑張るね。

もう帰りたかったけど一応フジヤマミュージアム見てリサとガスパールのパン買ってから帰路についた。

明日から仕事か〜〜〜